百歳にもなると、人間は愛や友情に頼らずにすむ。さまざまな災厄や不本意な死に怯えることもない。芸術や、哲学や、数学のいずれかに精進したり、独りでチェスの勝負を楽しんだりする。その気になったら自殺する。人間が己れの生のあるじならば、死についても同じである。
「疲れた男のユートピア」(J.L.ボルヘス著/鼓直訳)より

2017年8月17日木曜日

英単語

英語で書かれたものを読むときには、意味が分からない語が頻繁に現れるので "OALD" を傍らに置いているのだが、大抵これだけで用が足りてしまう。ちなみに英英辞書とは言っても、文法の初歩的な説明や、絵やイラストが沢山入っている、英語学習者向けの辞書である。

と言うことは、私の英単語力は高校生の頃からさして進歩していない。いや、辞書を引く頻度や、引く語からして、後退している気がする。